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【第35回:関矢】花粉……とてもつらい……

 

桜も咲き始め、気温も春らしさを帯びてきた今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
どうも、CSテクノ関矢です。

 

 

花粉、つらくないですか???
この時期になると、町中の至る所で花粉症の方々が散見され始めます。
目もかゆいし、くしゃみは出るし、鼻水は止まらないし。

かく言う私も、先天性の花粉症なので、アレルギー抑制薬を飲みながらギリギリ乗り切っています。

 

相変わらずというか、当然というか、毎年花粉の飛沫量は増加しているみたいで、今年もとんでもない数値になりそうです。
比例して花粉症の方も増えているみたいです。

 

正直ここまでくると、スギもヒノキも全部伐採していただいた方が平和になりそうな気もしますが、造林樹種として重要な役割を果たしているらしく、そう簡単に割り切れないと国も手をこまねいているとか。

 

「伐採以外の方法で、どうにか花粉を抑えられる方法はないの?」と調べると、
なにやら『無花粉スギ』なるものの研究が進められているそうです。

 

 

「植物である以上、品種改良ができる」という点から、スギやヒノキの改良研究が行われており、花粉症の方に優しい品種も作られていると。

主に『花粉の少ない品種』と『花粉全く無い品種』があり、

前者は、雄花を極僅かしか着けないので、花粉の飛沫量な少ない品種
後者は、雄花は着けるが、雄花から花粉を全く出さない品種だそうです。

造林としての役割は果たしながら、花粉の影響を少なくする。
正に良いとこ取りの改良ですね。

 

しかし、今すぐ日本全土のスギやヒノキを、この改良品に変更できるわけではありません。
苗木の成長を待たなければなりませんし、伐採だって時間が掛かります。

現代に生きる私達は、まだまだ花粉症と長い付き合いをしていかなけばならなさそうですね。
無念……。

 

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