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【第45回:竹政】年賀状の小話

 

皆様今年も残すところあとわずかとなりましたが、
如何お過ごしでしょうか?

よりよい新年を迎えるために、やり残したことはないでしょうか?

 

さて、年末年始と言えば、年賀状ですが、皆様年賀状は書き終わりましたか?
早く書かないと、年の瀬にばたばたする事になりますよ!

今日はそんな年賀状の話し。

 

 

年賀状って、普通のはがきとは違うところがあるのはご存じでしょうか?

それは、「消印」です。

毎日のように受け取る郵便には必ず消印が押されているのに、年賀はがきには
消印が押されていないことに気付いていましたか?

 

なぜ年賀はがきにだけ消印がないのでしょうか。理由はただひとつ、郵便局の作業量を
減らして効率を上げるためです。近年年賀状を出す人も減少傾向にありますが、それでも
郵便局では年賀状受付の時期になると大量の年賀状が届けられます。年間の郵便物の約10~20%が
年賀状であることからも、郵便局では12月末~1月初めが最大の繁忙期となります。

全ての年賀状に消印を押していると、年賀状受け付け期間に出されていても、元旦に年賀状を配達することが
不可能になってしまいます。そのため消印をなくすことで作業量を減らし、配送作業に集中できるようにしています。

 

消印には不正使用を防ぐ目的がありますが、では消印のない年賀はがきにはその心配はないのでしょうか。
実は年賀はがきには、見えない特殊インクのバーコードが押されており、これが消印の代わりとなり
不正使用を防止しています。この見えないバーコードは郵便局でブラックライトを当てると印字が浮かび上がる
仕組みになっており、機械で読み取ることができます。また見えないバーコードは紫外線に当てても浮かび上がります。
郵便局では機械ではがきの仕分けをするときに、同時にこのバーコードも読み取っているため、
年賀はがきの不正利用は不可能なのです。

 

皆さんどうでしたでしょうか?ちなみにこの知識、全く役には立たないので
あしからず。

 

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